薄毛になる原因は一つではなく、たくさん存在します。
一番大きな原因はAGA(男性型脱毛症)ですね。男性ホルモンのテストステロンが5αーリダクターゼと結びつくことでDHT(ジヒドロテストステロン)という物質を作り出します。
このDHTが髪の毛に悪さをして細くなったり抜け落ちたりします。その他にも薄毛になる原因はあります。
お酒の飲み過ぎ
例えば、お酒の飲み過ぎ(アルコールの大量摂取)も髪の毛に悪影響を与えます。
アルコールを体内に摂取することでリラックス効果が生まれるというメリットがあるのですが、大量に摂取することは身体に悪影響を及ぼすだけでなく、髪の毛にもよくありません。
アルコール成分を過剰摂取すると、アセトアルデヒドという物質を分解するために、多くの栄養分が必要になります。
その結果、髪の毛の成長に必要な成分もアセトアルデヒドの分解に回されてしまい、健康な髪の毛が育たなくなり、細くて弱々しい髪の毛が増えてきてしまうのです。
さらにはアセトアルデヒドは薄毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を増加させる働きもあります。
日頃からお酒を飲み過ぎる傾向があると自覚している場合は髪の毛のためにも節度を守ってお酒を楽しむようにしましょう。
タバコの吸いすぎ
アルコールだけでなくタバコの吸いすぎも髪の毛に悪影響を与えます。
タバコに含まれるニコチンを体内に摂取すると、血管を収縮させてしまうことが医学的に分かっています。
血液から髪の毛に栄養が運ばれます。血管が収縮することで十分な血液が流れなくなり、髪の毛にも栄養が行き届かなくなります。
その結果、丈夫な髪の毛とはならずに細くなったり、抜け落ちたりしてしまいます。
脂っこい食事
日頃から脂っこい食事をしている場合も気を付けて下さい。
高カロリーや脂っこい食事ばかりをしているコレステロール値が高くなったり血圧が上昇します。
血圧が上昇すると血管が収縮されてしまいます。血管が収集すると血流が悪化して髪の毛に必要な栄養が行き届かなくなります。
栄養不足の髪の毛は細くなったり抜けてしまう恐れがあります。
そのため、中性脂肪が多い方や高カロリーの食事ばかりしていると自覚しているのあれば、バランスの良い食事をすることに気を付けて下さい。
野菜や果物なのを意識して摂取することをおすすめします。
その他にも適度に運動を取り入れることも効果的です。いきなり激しい運動をすると怪我をしてしまう恐れがあるので、最初はウォーキングなどの軽い運動から始めましょう。
通勤でバスや電車を利用しているのであれば、一駅前で下車して歩くだけでも十分に効果が期待できます。
睡眠不足
髪の毛が健康に育つためには良質な睡眠も欠かせません。
逆に日頃から睡眠不足が続いている生活を続けていると、髪の毛の悪影響を与えてしまいます。
髪の毛が一番成長するのはあなたが寝ている時間帯です。つまり睡眠時間が短ければ成長する時間が短くなってしまうのです。
まとめ
このように薄毛になる原因は実にたくさんあります。
髪の毛は身体の一部なので、身体に悪影響がある行動は全て髪の毛にも悪影響を与えると考えて良いと思います。
薄毛をならないためにも日頃の生活習慣を見直すことをおすすめします。